東京書籍:小学校6年理科の教科書で掲載されているプログラミング
2020年度から新しくなった教科書。東京書籍の教科書では6年生理科の「電気の有効活用」(p.157~) にプログラミングが掲載されています。掲載されているプログラミングを、MESHを使って実現する方法をご紹介します。
MESHをはじめてお使いの方は、以下の記事でセットアップや基本的な使い方をご紹介しています。ご覧ください。
必要なもの(1セット分)使用する回路のイメージプログラミングをやってみよう(P.160)電気を利用したものをつくろう(P.162)電気自動車電気を効率よくつかう家私のくふう1 室内の気温が20℃よりも高くなったらプロペラが回る私のくふう2 暗くなったら明かりがつくしくみ私のくふう3 とびらの近くを人が通ると、音が出るしくみ教科書会社ホームページお役立ちリンクお問い合わせ先
必要なもの(1セット分)
- MESHブロック(人感ブロック、明るさブロック、温度・湿度ブロック、GPIOブロック)
- タブレット / PC
- 発光ダイオード
- GPIOブロック用関連製品(ここではメーター付きコンデンサーを使用)
- ワニ口クリップコード
- 手回し発電機(メーター付きコンデンサーを使う場合は必要)
- その他電気部品(ブザーやプロペラなど)
使用する回路のイメージ
プログラミングをやってみよう(P.160)
以下のプログラムの流れのように、人が近づくと明かりがつき、しばらくすると消えるプログラムをつくり、発光ダイオードを点けたり消したりしてみましょう。
MESHを使うと以下のようなプログラムで動かすことができます。
人感ブロックで人を感知したら、GPIOブロックに接続されている発光ダイオードが点灯します。人を感知しなくなったら発光ダイオードが消灯します。
また、このプログラムを繰り返し動かす場合は、MESHアプリのロジック機能である「タイマー」を使います。タイマーの「一定の間隔で」という機能を使えば以下のように繰り返しプログラムを動かすことができます。
電気を利用したものをつくろう(P.162)
電気自動車
人を感知したら車が動くスマートカー。人感ブロックが人を感知したら、GPIOブロックに接続されている車のモーターが自動で動き出したり、止まったりたりします。GPIOにはモーターをつなぎます。
電気を効率よくつかう家
スマートハウスキットを使うことで、家で電気を使う場面を想定したしくみを再現することができます。以下では、教科書に掲載されているスマートハウスのしくみをMESHでご紹介します。
私のくふう1 室内の気温が20℃よりも高くなったらプロペラが回る
温度が20℃未満から20℃以上に変化したら、GPIOブロックに接続されているモーターのプロペラが回ります。温度が20℃未満に変化すると、プロペラは止まります。
※最初から室温が20℃以上ある場合は、このプログラムでは動作しません。その場合は温度設定を変更するか、以下のレシピのように定期的に確認するようにしてください。
私のくふう2 暗くなったら明かりがつくしくみ
暗くなったら、GPIOブロックに接続されている発光ダイオードが点灯します。明るなったら、発光ダイオードが消灯します。
私のくふう3 とびらの近くを人が通ると、音が出るしくみ
人感ブロックが人を感知したら、GPIOブロックに接続されているブザーが3秒間鳴ります。
電気自動車の自動ブレーキのしくみや、外の明るさや人を感知して必要なときだけ電気を使う家など、MESHを使えば身の回りにある電気を有効活用したアイデアを形にすることができます。他にもさまざまな応用方法がありますので、より詳しくは以下のページをご覧ください。
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