IoTブロック「MESH」がブラウザから利用できる「ブラウザ版MESHアプリ」をWindowsにも提供開始
ソニーの MESH プロジェクトは、12月23日(木)から、IoTブロック「MESH」をブラウザから利用できる「ブラウザ版 MESH アプリ」を Windows 向けにも提供開始します。
アプリをインストールすることなく利用できる「ブラウザ版 MESH アプリ」は、2021年6月に Chromebook 向けに提供開始し、GIGAスクール構想により小中学校に導入された1人1台PC・タブレット端末で活用されています。今回、Windows の Microsoft Edge でも利用できるように対応プラットフォームを拡張することで、Chromebook だけでなく、Windows 端末でも事前にアプリをインストールすることなく、ブラウザから MESH を利用いただけるようになります。
「MESH」は、人感センサーや温度センサーといった機能ごとのブロックと、身近なものとを組み合わせることで、生活に身近な仕組みを手軽にプログラミングすることができるツールです。たとえば「部屋に人が入ってきたら写真を撮影する」「気温の変化に応じて植木に水をやる」といった仕組みを作ることが可能です。2020年4月に採択された、小学校理科の主要教科書に掲載され、理科の授業や探究的な学習活動など教育現場での活用が広がっています。
文部科学省主導で進められている教育ICT環境整備施策「GIGAスクール構想」では、小中学校の児童生徒に1人1台のPCを配備することなどが盛り込まれ、教育現場では、本方針に沿ったPC配備が進められています。「授業で『MESH』を扱うためにインストールしなくても利用できるようにしたい」といった現場の声に応えるため、ブラウザ版 MESH アプリの Windows 対応を実施しました。
ブラウザ版 MESH アプリの主な仕様
対応OS・ブラウザ
- Windows 10 : Microsoft Edge バージョン89 以降
- Chrome OS : Chrome ブラウザ バージョン 89 以降
端末と「MESHブロック」の接続方法
- 周辺機器「MESH ブリッジ」経由で接続。
- MESH ブリッジは端末にUSB接続。
機能制限など
以下の機能は提供開始時には利用できません。今後のアップデートで対応予定です。
- レシピの書き出し/読み込み機能
- MESH ブロックのアップデート機能
- Gmail / IFTTT / Philips Hue などとの連携機能
- カスタムブロックや MESH ハブなどのログインが必要な機能
料金
- 無料 別途、「MESH ブリッジ」の購入が必要
アプリの詳細はこちら
MESH ブリッジについて
提供開始日:2020年6月に提供開始済み
型番:『144LAB-062183』
製造元:株式会社スイッチサイエンス
対応OS:
- Chrome OS バージョン89 以降
- Windows 7 32bit版 / 64bit版
- Windows 8.1 32bit版 / 64bit版
- Windows 10 64bit版
希望小売価格:税別:4,980円(税込:5,478円)
※Windows のインストール版 MESH アプリや Chrome OS のブラウザ版 MESH アプリで、既に「MESH ブリッジ」を利用している場合は、Windows のブラウザ版 MESH アプリでも同じ「MESH ブリッジ」を利用可能。
MESH ブリッジの詳細はこちらをご覧ください。
アプリの詳細ページ
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